COLUMN

日本人となじみ深い柑橘系の香り
8.26
柑橘系の香りがふと身近にあるだけで、 気持ちがすーっと軽くなることってありませんか? 実は、柑橘の香りは日本人にとって、 とても「なじみ深い香り」なのです。 和の暮らしに根づく、柑橘の香り 日本では昔から、ゆず湯やみかんの皮を乾かしてお風呂に入れる「陳皮」など、暮らしのなかに自然と柑橘が取り入れられてきました。 季節の行事や薬膳、香りの文化としても、柑橘は日本人の感性と深くつながっています。 そのため、どこか懐かしさや安心感を感じやすい香りでもあるのです。 さりげない心地よさが、好まれる理由 海外ではバニラやローズなどの甘く華やかな香りが好まれることも多いですが、日本人は「軽やかさ」や「透明感」のある香りを好む傾向があると言われています。 なかでも柑橘系の香りは、軽やかであまり主張しすぎないため、日常に取り入れやすいのが魅力です。香りが強く残るというよりは、ふわっとやさしく周囲に伝わるような穏やかさがあり、そこが多くの日本人に支持されている理由のひとつでもあります。 暮らしに寄り添う、ヒノキノヒの柑橘アロマ ヒノキノヒでは、そんな日本人の感性に寄り添う国産素材から丁寧に抽出した柑橘系のアロマオイルを選べるラインナップでご用意しています。 ⚫︎100年ゆず精油 野生に近い生命力を持つ樹齢100年の希少な実生ゆずから抽出。芳醇な深みある香気が特徴。 ⚫︎ポンカン精油 樹上でじっくり完熟した果実の果皮から抽出。ポンカンはみかんよりも糖度が高く、まろやかな甘さをもち、香気はどこかぬくもりを感じさせます。 ⚫︎青ゆず精油 実生ゆずの若い果実から抽出。香気は熟す前だからこそ感じられる若葉のようにみずみずしくきりりとした清々しさをもちます。 ⚫︎青ポンカン精油 ポンカンの若い果実から抽出。深いグリーンの果皮には軽やかで清々しい若い果実のフレッシュな香気がぎゅっと凝縮されています。 ...
日本人となじみ深い柑橘系の香り
8.26
柑橘系の香りがふと身近にあるだけで、 気持ちがすーっと軽くなることってありませんか? 実は、柑橘の香りは日本人にとって、 とても「なじみ深い香り」なのです。 和の暮らしに根づく、柑橘の香り 日本では昔から、ゆず湯やみかんの皮を乾かしてお風呂に入れる「陳皮」など、暮らしのなかに自然と柑橘が取り入れられてきました。 季節の行事や薬膳、香りの文化としても、柑橘は日本人の感性と深くつながっています。 そのため、どこか懐かしさや安心感を感じやすい香りでもあるのです。 さりげない心地よさが、好まれる理由 海外ではバニラやローズなどの甘く華やかな香りが好まれることも多いですが、日本人は「軽やかさ」や「透明感」のある香りを好む傾向があると言われています。 なかでも柑橘系の香りは、軽やかであまり主張しすぎないため、日常に取り入れやすいのが魅力です。香りが強く残るというよりは、ふわっとやさしく周囲に伝わるような穏やかさがあり、そこが多くの日本人に支持されている理由のひとつでもあります。 暮らしに寄り添う、ヒノキノヒの柑橘アロマ ヒノキノヒでは、そんな日本人の感性に寄り添う国産素材から丁寧に抽出した柑橘系のアロマオイルを選べるラインナップでご用意しています。 ⚫︎100年ゆず精油 野生に近い生命力を持つ樹齢100年の希少な実生ゆずから抽出。芳醇な深みある香気が特徴。 ⚫︎ポンカン精油 樹上でじっくり完熟した果実の果皮から抽出。ポンカンはみかんよりも糖度が高く、まろやかな甘さをもち、香気はどこかぬくもりを感じさせます。 ⚫︎青ゆず精油 実生ゆずの若い果実から抽出。香気は熟す前だからこそ感じられる若葉のようにみずみずしくきりりとした清々しさをもちます。 ⚫︎青ポンカン精油 ポンカンの若い果実から抽出。深いグリーンの果皮には軽やかで清々しい若い果実のフレッシュな香気がぎゅっと凝縮されています。 ...

「ヒノキノヒ」のはじまり
8.13
私たちは、もとはハンガーやマネキンをはじめ、店舗什器をアパレルショップ様などにお作りしているメーカーです。今も多くのショップで、私たちの什器やハンガーが使われています。 ではなぜ、そんな私たちが「ヒノキノヒ」を始めたのか。今回は、そのはじまりについてお話しさせてください。 きっかけは一本のハンガー 「ヒノキノヒ」というブランドが生まれたきっかけは、一本のハンガーでした。 あるとき、海外デザイナーの方から 「日本の木で環境にやさしいハンガーを作れないか」という リクエストをいただいたのです。 そのとき私たちが選んだのが日本固有の木——ヒノキでした。 実際にヒノキの育つ里山に足を運び、森に入って、はじめて見えてきたことがあります。 木を伐る人、植える人、手入れをする人—— 森とともに生きる人たちから、たくさんのことを教わりました。 たとえば、日本の国土の約7割は森林であること。 けれど、国産材の需要は減り、手入れが追いつかず放置されている森がたくさんあること。 今現在、国産材の需要は少なく、手入れが追いつかない放置林が各地にあること。 間伐材や端材は使い道が少なく、燃料にするか捨てるしかないという現実。そして、森を未来へつなぐ“担い手”が年々減っているということ。 そのお話を聞きながら、ふと、思いました。 「この美しい木を、もっと多くの人に知ってほしい」 「ヒノキの魅力を、日々の暮らしの中で感じてもらえたら、森と人がもう一度つながれるかもしれない」 日々の暮らしに、ヒノキをもっと取り入れてもらいたい・・ そうして生まれたのが「ヒノキノヒ」です。 ヒノキノヒの原点 ヒノキノヒを運営する「日本コパック株式会社」は、...
「ヒノキノヒ」のはじまり
8.13
私たちは、もとはハンガーやマネキンをはじめ、店舗什器をアパレルショップ様などにお作りしているメーカーです。今も多くのショップで、私たちの什器やハンガーが使われています。 ではなぜ、そんな私たちが「ヒノキノヒ」を始めたのか。今回は、そのはじまりについてお話しさせてください。 きっかけは一本のハンガー 「ヒノキノヒ」というブランドが生まれたきっかけは、一本のハンガーでした。 あるとき、海外デザイナーの方から 「日本の木で環境にやさしいハンガーを作れないか」という リクエストをいただいたのです。 そのとき私たちが選んだのが日本固有の木——ヒノキでした。 実際にヒノキの育つ里山に足を運び、森に入って、はじめて見えてきたことがあります。 木を伐る人、植える人、手入れをする人—— 森とともに生きる人たちから、たくさんのことを教わりました。 たとえば、日本の国土の約7割は森林であること。 けれど、国産材の需要は減り、手入れが追いつかず放置されている森がたくさんあること。 今現在、国産材の需要は少なく、手入れが追いつかない放置林が各地にあること。 間伐材や端材は使い道が少なく、燃料にするか捨てるしかないという現実。そして、森を未来へつなぐ“担い手”が年々減っているということ。 そのお話を聞きながら、ふと、思いました。 「この美しい木を、もっと多くの人に知ってほしい」 「ヒノキの魅力を、日々の暮らしの中で感じてもらえたら、森と人がもう一度つながれるかもしれない」 日々の暮らしに、ヒノキをもっと取り入れてもらいたい・・ そうして生まれたのが「ヒノキノヒ」です。 ヒノキノヒの原点 ヒノキノヒを運営する「日本コパック株式会社」は、...

季節の便り—葉月—
8.07
照りつける陽射しはなお眩しく、けれど、朝の空気や風の匂いに、ふと秋の気配を感じられる頃。 八月の二十四節気です。 八月の和風名月、「葉月(はづき)」の名は木々が葉を落としはじめる「葉落ち月」に由来するともいわれています。 蝉しぐれが響く空の下で、夏の名残と秋の気配が、そっと入り混じるようなとき。 葉月はそんな、夏と秋のあわいの時間が流れていきます。 ◆立秋(りっしゅう)8月7日頃 暦の上で秋が始まるとされる「立秋」。実際の気候はまだ真夏のままですが、ふとした風のやわらかさや、空の高さに、どこか「秋」の気配が潜んでいます。 朝夕にはほんの少し、風が心地よく感じられるようになり、セミの鳴き声に混じって、ひぐらしの音が耳に残るようになるのもこの頃。 気づけば空模様も、雲が少しずつ秋めいて、白くやわらかな綿雲や、すっと伸びるすじ雲――真夏の入道雲とは違った空の表情に、季節の静かな移ろいを感じられます。 ◆処暑(しょしょ)8月23日頃 「処暑」は、暑さが峠を越え、やわらいでいくころ。 まだ日差しは強い日もありますが、夕暮れの風にははっきりとした変化が訪れます。 ツクツクボウシやコオロギの声が重なり、虫たちの音色が少しずつ秋の輪郭を描きはじめます。 川のせせらぎや、田んぼの水面を渡る風。昼間の喧騒のなかに、時折すっと差し込む静けさが、心に涼を運んでくれるようです。 処暑を過ぎると、空気がさらりと軽くなって、真夏の濃密な熱とは違った透明感が生まれてきます。 季節の奥行きを味わう 立秋や処暑の頃は、見た目にはまだ“夏”の景色が広がっていても、よく目を凝らし、耳を澄ませてみると、その奥に潜む「秋への入口」が、静かに佇んでいることに気づきます。...
季節の便り—葉月—
8.07
照りつける陽射しはなお眩しく、けれど、朝の空気や風の匂いに、ふと秋の気配を感じられる頃。 八月の二十四節気です。 八月の和風名月、「葉月(はづき)」の名は木々が葉を落としはじめる「葉落ち月」に由来するともいわれています。 蝉しぐれが響く空の下で、夏の名残と秋の気配が、そっと入り混じるようなとき。 葉月はそんな、夏と秋のあわいの時間が流れていきます。 ◆立秋(りっしゅう)8月7日頃 暦の上で秋が始まるとされる「立秋」。実際の気候はまだ真夏のままですが、ふとした風のやわらかさや、空の高さに、どこか「秋」の気配が潜んでいます。 朝夕にはほんの少し、風が心地よく感じられるようになり、セミの鳴き声に混じって、ひぐらしの音が耳に残るようになるのもこの頃。 気づけば空模様も、雲が少しずつ秋めいて、白くやわらかな綿雲や、すっと伸びるすじ雲――真夏の入道雲とは違った空の表情に、季節の静かな移ろいを感じられます。 ◆処暑(しょしょ)8月23日頃 「処暑」は、暑さが峠を越え、やわらいでいくころ。 まだ日差しは強い日もありますが、夕暮れの風にははっきりとした変化が訪れます。 ツクツクボウシやコオロギの声が重なり、虫たちの音色が少しずつ秋の輪郭を描きはじめます。 川のせせらぎや、田んぼの水面を渡る風。昼間の喧騒のなかに、時折すっと差し込む静けさが、心に涼を運んでくれるようです。 処暑を過ぎると、空気がさらりと軽くなって、真夏の濃密な熱とは違った透明感が生まれてきます。 季節の奥行きを味わう 立秋や処暑の頃は、見た目にはまだ“夏”の景色が広がっていても、よく目を凝らし、耳を澄ませてみると、その奥に潜む「秋への入口」が、静かに佇んでいることに気づきます。...

東京チェンソーズ「まるごと山開き vol.3 森のパラダイシフト」参加レポート
7.30
先日、私たちヒノキノヒのスタッフは、東京・檜原村で行われた「まるごと山開きツアー vol.3 森のパラダイシフト」に参加してきました。 主催は、檜原村の山で木を育て、伐り、街へと届ける 林業会社「東京チェンソーズ」さん。 “パラダイムシフト”という名がついた今回の山開きでは、森林体験の一言では収まらない、森と人との関係を改めて根っこから見直す時間が詰まっていました。 木を「一本まるごと」使いきる 東京チェンソーズさんの社有林 訪れた社有林はとても静かで澄んでいて、鳥の囀りや葉の擦れ合う音など、生き物の音だけが心地よくこだまする空間で、なんだか山全体が呼吸しているようでした。 樹齢約300年の銀杏の樹。苔むしている姿が美しかった 森や木に新しい価値を付与する活動を行なっている、東京チェンソーズさん。その取り組みのひとつである木を「一本まるごと」使うという考え方がとても印象に残りました。 スギ・ヒノキ・サワラの枝。 皮を剥き表情豊かになった枝たちは、いま活躍の場を広げている 林業では通常、伐採された木の先端や枝などの部分は流通に乗らず捨てられてしまうこともあるそう。しかし東京チェンソーズさんは、それらも含めて木を「一本まるごと」活かす流通のしくみをつくっています。 「せっかく人が植えて、育ててきた木だから、全部に価値をつけたい。」 木を植えたり、道を作ったりするのも必要最低限に手を加えるだけ。あとは自然の生命力を活かしている。 山に入らなければ聞くことのできなかった、きこりの皆さんの山へのまなざしや想い、そして実際に行われている取り組みの数々。お話を聞いていくなかで、そのひとつひとつが、「じゃあ、自分たちにできることは何だろう?」という問いとして響きました。 日本の森林の“今”に触れる 東京の38%が森林、そして檜原村に至っては約93%が森に覆われています。その中でも6割は、かつて人が植えた人工林。けれど、木は勝手に育つわけではなく、間伐や枝打ちといった“手入れ”があってはじめて、健やかな森になります。 今、日本の森林は年々蓄積量が増えている一方で、それを守り活かす“きこり”の数は減少傾向にあります。このミスマッチが、日本の林業の大きな課題となっています。...
東京チェンソーズ「まるごと山開き vol.3 森のパラダイシフト」参加レポート
7.30
先日、私たちヒノキノヒのスタッフは、東京・檜原村で行われた「まるごと山開きツアー vol.3 森のパラダイシフト」に参加してきました。 主催は、檜原村の山で木を育て、伐り、街へと届ける 林業会社「東京チェンソーズ」さん。 “パラダイムシフト”という名がついた今回の山開きでは、森林体験の一言では収まらない、森と人との関係を改めて根っこから見直す時間が詰まっていました。 木を「一本まるごと」使いきる 東京チェンソーズさんの社有林 訪れた社有林はとても静かで澄んでいて、鳥の囀りや葉の擦れ合う音など、生き物の音だけが心地よくこだまする空間で、なんだか山全体が呼吸しているようでした。 樹齢約300年の銀杏の樹。苔むしている姿が美しかった 森や木に新しい価値を付与する活動を行なっている、東京チェンソーズさん。その取り組みのひとつである木を「一本まるごと」使うという考え方がとても印象に残りました。 スギ・ヒノキ・サワラの枝。 皮を剥き表情豊かになった枝たちは、いま活躍の場を広げている 林業では通常、伐採された木の先端や枝などの部分は流通に乗らず捨てられてしまうこともあるそう。しかし東京チェンソーズさんは、それらも含めて木を「一本まるごと」活かす流通のしくみをつくっています。 「せっかく人が植えて、育ててきた木だから、全部に価値をつけたい。」 木を植えたり、道を作ったりするのも必要最低限に手を加えるだけ。あとは自然の生命力を活かしている。 山に入らなければ聞くことのできなかった、きこりの皆さんの山へのまなざしや想い、そして実際に行われている取り組みの数々。お話を聞いていくなかで、そのひとつひとつが、「じゃあ、自分たちにできることは何だろう?」という問いとして響きました。 日本の森林の“今”に触れる 東京の38%が森林、そして檜原村に至っては約93%が森に覆われています。その中でも6割は、かつて人が植えた人工林。けれど、木は勝手に育つわけではなく、間伐や枝打ちといった“手入れ”があってはじめて、健やかな森になります。 今、日本の森林は年々蓄積量が増えている一方で、それを守り活かす“きこり”の数は減少傾向にあります。このミスマッチが、日本の林業の大きな課題となっています。...

ヒノキノヒ「ハンガープロジェクト」
7.29
日本の林業の維持に貢献し、木のある日本の風景を未来の人たちへ繋いでいく、そんな想いからはじまったのが、端材を使った「ハンガープロジェクト」です。 高品質な端材をプロダクトへ 日本固有の高級木であるヒノキ。 その品質の高さに関わらず、節があることで難ありとして避けられていた材や、燃料・パルプ用として集められた端材が有り余る現状を目の当たりにした私たち。 弊社の持つハンガーをつくる技術を使って、この端材を有効活用したい。 その思いがきっかけとなり、ヒノキの端材を使った「ハンガープロジェクト」が始動しました。 知られざる国産檜の効能に着目 ヒノキに着目した理由は、端材や間伐材の活用だけではありません。檜の香りは、天然のリラックス・アロマ効果、消臭、抗菌、防虫効果があると言われています。その安全性からも檜風呂や赤ちゃんのおもちゃにもよく利用される素晴らしい木材です。 にも関わらず、戦後スギとともに日本本土に広く植林されたヒノキは、放置されたままの森林が目立ちます。 それは、安価な輸入木材が市場の多くを占めるようになり、日本の林業そのものが厳しい時代となったからです。手入れされない人工林は、日光が十分に届かず山の健康状態が悪化し、思わぬ自然災害につながることも。 国産の木材を活用することで、日本の森林は管理され、適度な伐採、植林といった循環が森林を健やかに保ち、人と自然とを長く共存させるSGDsに繋がると考えています。 ヒノキノヒのお約束 ヒノキノヒは、人と環境にやさしいプロダクトを提供することをお約束します。 端材や間伐材に新しい命を吹き込み、製品の普及を通じて日本の林業の維持に貢献することを目指します。 online store》》
ヒノキノヒ「ハンガープロジェクト」
7.29
日本の林業の維持に貢献し、木のある日本の風景を未来の人たちへ繋いでいく、そんな想いからはじまったのが、端材を使った「ハンガープロジェクト」です。 高品質な端材をプロダクトへ 日本固有の高級木であるヒノキ。 その品質の高さに関わらず、節があることで難ありとして避けられていた材や、燃料・パルプ用として集められた端材が有り余る現状を目の当たりにした私たち。 弊社の持つハンガーをつくる技術を使って、この端材を有効活用したい。 その思いがきっかけとなり、ヒノキの端材を使った「ハンガープロジェクト」が始動しました。 知られざる国産檜の効能に着目 ヒノキに着目した理由は、端材や間伐材の活用だけではありません。檜の香りは、天然のリラックス・アロマ効果、消臭、抗菌、防虫効果があると言われています。その安全性からも檜風呂や赤ちゃんのおもちゃにもよく利用される素晴らしい木材です。 にも関わらず、戦後スギとともに日本本土に広く植林されたヒノキは、放置されたままの森林が目立ちます。 それは、安価な輸入木材が市場の多くを占めるようになり、日本の林業そのものが厳しい時代となったからです。手入れされない人工林は、日光が十分に届かず山の健康状態が悪化し、思わぬ自然災害につながることも。 国産の木材を活用することで、日本の森林は管理され、適度な伐採、植林といった循環が森林を健やかに保ち、人と自然とを長く共存させるSGDsに繋がると考えています。 ヒノキノヒのお約束 ヒノキノヒは、人と環境にやさしいプロダクトを提供することをお約束します。 端材や間伐材に新しい命を吹き込み、製品の普及を通じて日本の林業の維持に貢献することを目指します。 online store》》

暮らしに"木"を活かす
7.25
日常のなかに森のカケラをそっと忍ばせてみませんか? ヒノキのアロマチップの使い方は多岐にわたり、その多機能な香りが生活空間を心地よく整える手助けをしてくれます。 暮らしに自然の香りと癒しを 何通りもあるアロマチップの取り入れ方を、いくつかご紹介します。シーンに合わせてお楽しみください。 1.空間の演出 アロマチップを器に入れて飾ることで、自然な香りと温かみある雰囲気を演出し、お好みのアロマオイル垂らせば、香りがやさしく拡がりリラックスした空間を作り出します。 風の通り道に置けば、より香りをお楽しみいただけます。 2.消臭・抗菌効果 ヒノキのアロマチップには天然の抗菌成分が含まれており、消臭や防虫効果が期待できます。 ペットのいるご家庭や湿気の多い空間(靴箱、洗面所、トイレなど)での使用にも適しています。 3.ナチュラルな芳香剤に 見落としがちな場所にもヒノキのアロマチップは活躍します。 小さな布袋や器に入れて、クローゼットに置いたり、吊るすだけで、衣類に自然の香りを移しながら防虫・消臭効果も発揮。 4.ガーデニングでの活用 アロマチップは観葉植物や花壇のマルチング材としても最適です。土の表面を覆うことで、水分の蒸発を防ぎ雑草の抑制や泥のはねの軽減にも。 鉢に敷いて、デコレーションとしてもお使いいただけます。 他にも、ヒノキ風呂を楽しむ入浴剤、ギフトのラッピング素材としても。(お好みのバスソルトと合わせても◯) こちらからヒノキのアロマチップを使った入浴剤の作り方をご覧いただけます。 ...
暮らしに"木"を活かす
7.25
日常のなかに森のカケラをそっと忍ばせてみませんか? ヒノキのアロマチップの使い方は多岐にわたり、その多機能な香りが生活空間を心地よく整える手助けをしてくれます。 暮らしに自然の香りと癒しを 何通りもあるアロマチップの取り入れ方を、いくつかご紹介します。シーンに合わせてお楽しみください。 1.空間の演出 アロマチップを器に入れて飾ることで、自然な香りと温かみある雰囲気を演出し、お好みのアロマオイル垂らせば、香りがやさしく拡がりリラックスした空間を作り出します。 風の通り道に置けば、より香りをお楽しみいただけます。 2.消臭・抗菌効果 ヒノキのアロマチップには天然の抗菌成分が含まれており、消臭や防虫効果が期待できます。 ペットのいるご家庭や湿気の多い空間(靴箱、洗面所、トイレなど)での使用にも適しています。 3.ナチュラルな芳香剤に 見落としがちな場所にもヒノキのアロマチップは活躍します。 小さな布袋や器に入れて、クローゼットに置いたり、吊るすだけで、衣類に自然の香りを移しながら防虫・消臭効果も発揮。 4.ガーデニングでの活用 アロマチップは観葉植物や花壇のマルチング材としても最適です。土の表面を覆うことで、水分の蒸発を防ぎ雑草の抑制や泥のはねの軽減にも。 鉢に敷いて、デコレーションとしてもお使いいただけます。 他にも、ヒノキ風呂を楽しむ入浴剤、ギフトのラッピング素材としても。(お好みのバスソルトと合わせても◯) こちらからヒノキのアロマチップを使った入浴剤の作り方をご覧いただけます。 ...

今すぐ始めたい!夏の暑さ対策ガイド【熱中症編】
7.23
暑さが厳しくなる夏は、知らないうちに体に負担がかかり、さまざまな不調が起こりやすくなります。 このコラムでは二回にわたり、夏を元気に乗り切るための知識と対策をわかりやすくご紹介します。 第一回では、「夏バテ」について今すぐ取り入れたい情報をご紹介しました。 第二回のこの記事では、「熱中症」について、知っておきたい情報をまとめました。 日々の体調管理に役立てて、暑い季節を健やかに過ごしましょう。 熱中症とは 熱中症は、体温調節がうまくできなくなることで体に熱がこもり、重症化すると命に関わることもあります。特に高齢者やこどもは注意が必要です。 熱中症の初期症状 熱中症の初期症状には次のようなものがあります。 ・めまい、立ちくらみ ・頭痛 ・吐き気 ・異常な汗(出すぎる/全く出ない) ・筋肉のけいれん これらの症状が出た場合は、すぐに涼しい場所で休み、水分・塩分補給をしましょう。 ◆子供の熱中症にも注意 こどもは大人に比べて体温調節機能が未熟です。また、地面に近い位置にいることが多いため、照り返しによる暑さの影響も受けやすいです。こまめな水分補給、帽子の着用、外遊びの時間帯を調整することが大切です。 熱中症対策...
今すぐ始めたい!夏の暑さ対策ガイド【熱中症編】
7.23
暑さが厳しくなる夏は、知らないうちに体に負担がかかり、さまざまな不調が起こりやすくなります。 このコラムでは二回にわたり、夏を元気に乗り切るための知識と対策をわかりやすくご紹介します。 第一回では、「夏バテ」について今すぐ取り入れたい情報をご紹介しました。 第二回のこの記事では、「熱中症」について、知っておきたい情報をまとめました。 日々の体調管理に役立てて、暑い季節を健やかに過ごしましょう。 熱中症とは 熱中症は、体温調節がうまくできなくなることで体に熱がこもり、重症化すると命に関わることもあります。特に高齢者やこどもは注意が必要です。 熱中症の初期症状 熱中症の初期症状には次のようなものがあります。 ・めまい、立ちくらみ ・頭痛 ・吐き気 ・異常な汗(出すぎる/全く出ない) ・筋肉のけいれん これらの症状が出た場合は、すぐに涼しい場所で休み、水分・塩分補給をしましょう。 ◆子供の熱中症にも注意 こどもは大人に比べて体温調節機能が未熟です。また、地面に近い位置にいることが多いため、照り返しによる暑さの影響も受けやすいです。こまめな水分補給、帽子の着用、外遊びの時間帯を調整することが大切です。 熱中症対策...

今すぐ始めたい!夏の暑さ対策ガイド【夏バテ編】
7.22
夏の暑さが本格化すると、身体にさまざまな不調が現れやすくなります。 今回のコラムでは、遠出も多くなるこの時期、なんだか体が重い、頭がボーッとするなど、誰にでも起こりうる夏の体調の変化について、二回にわたり、わかりやすく紹介していきます。 第一回のこの記事では、「夏バテ」について今から取り入れたい情報をまとめてみました。 日々の体調管理に役立てて、暑い季節を健やかに過ごしましょう。 夏バテとは 暑さによる自律神経の乱れ、栄養不足、睡眠の質の低下などが原因で、体のだるさ・食欲不振・イライラ・下痢・便秘などが起こる状態を「夏バテ」と呼びます。医学的には「暑熱疲労」とも表現され、特に高温多湿の日本の夏ではよく見られる症状です。 夏バテ対策 夏バテを防ぐのに大切な、3つのポイント。 1.バランスの取れた食事・水分摂取 特にビタミンB群(豚肉、玄米、納豆など)やミネラル(味噌汁、海藻類)を意識して摂取しましょう。冷たい飲み物・食事の摂りすぎは胃腸を弱らせるので、常温や温かいものを取り入れるのが効果的です。 2.室内外の温度差に注意 冷房で身体が冷えすぎると、自律神経が乱れやすくなります。設定温度は26〜28℃程度、風が直接体に当たらないように調整を。 3.質の良い睡眠 暑さで眠れないときは、扇風機や冷感寝具を活用し、体をクールダウンしましょう。寝る前のスマホ使用は避け、リラックスできる環境を整えて。 夏バテ予防の習慣 朝食を抜かずに食べること、軽い運動やストレッチで汗をかく習慣をつけることも、夏バテ予防に有効です。冷房の効いた室内ばかりにいると汗をかきにくくなり、体温調節がうまくできなくなります。 そして、上記の夏バテの原因をみても、自律神経が整うと睡眠の質が良くなり、疲労回復や食欲の改善にもつながります。...
今すぐ始めたい!夏の暑さ対策ガイド【夏バテ編】
7.22
夏の暑さが本格化すると、身体にさまざまな不調が現れやすくなります。 今回のコラムでは、遠出も多くなるこの時期、なんだか体が重い、頭がボーッとするなど、誰にでも起こりうる夏の体調の変化について、二回にわたり、わかりやすく紹介していきます。 第一回のこの記事では、「夏バテ」について今から取り入れたい情報をまとめてみました。 日々の体調管理に役立てて、暑い季節を健やかに過ごしましょう。 夏バテとは 暑さによる自律神経の乱れ、栄養不足、睡眠の質の低下などが原因で、体のだるさ・食欲不振・イライラ・下痢・便秘などが起こる状態を「夏バテ」と呼びます。医学的には「暑熱疲労」とも表現され、特に高温多湿の日本の夏ではよく見られる症状です。 夏バテ対策 夏バテを防ぐのに大切な、3つのポイント。 1.バランスの取れた食事・水分摂取 特にビタミンB群(豚肉、玄米、納豆など)やミネラル(味噌汁、海藻類)を意識して摂取しましょう。冷たい飲み物・食事の摂りすぎは胃腸を弱らせるので、常温や温かいものを取り入れるのが効果的です。 2.室内外の温度差に注意 冷房で身体が冷えすぎると、自律神経が乱れやすくなります。設定温度は26〜28℃程度、風が直接体に当たらないように調整を。 3.質の良い睡眠 暑さで眠れないときは、扇風機や冷感寝具を活用し、体をクールダウンしましょう。寝る前のスマホ使用は避け、リラックスできる環境を整えて。 夏バテ予防の習慣 朝食を抜かずに食べること、軽い運動やストレッチで汗をかく習慣をつけることも、夏バテ予防に有効です。冷房の効いた室内ばかりにいると汗をかきにくくなり、体温調節がうまくできなくなります。 そして、上記の夏バテの原因をみても、自律神経が整うと睡眠の質が良くなり、疲労回復や食欲の改善にもつながります。...

いつもの暮らしに、森の深呼吸を
7.15
忙しさの中に、一息つける時間を。 現代の暮らしは便利だけれど、どこか慌ただしい。 そんな日々の中で「香り」は心や身体、空間を整えるきっかけになります。 ヒノキのアロマディッシュ 国産ヒノキの間伐材を活用したコロンとして持ち運び便利なミニマムサイズのディフューザー。アロマオイルを垂らせば、染み込んだオイルがゆっくりと蒸発して、強すぎずほのかに香りを拡げてくれます。 作業や読書、スマホタイムなど集中しているとつい休憩するのを忘れてしまいがち。そんなとき、サポート役として側に置けば、時折り届く香りに、ホッとひと息つくことができます。 “再生土”を使用した美濃焼きディッシュはアロマウッドの受け皿におすすめです。 美濃焼きは、製造中の欠けや使われなくなった食器など、これまでは埋め立てられていた廃材を練り直したことで生まれた「再生土」を活用。環境にやさしいリサイクル美濃焼き皿は、木とも好相性です。 ヒノキのアロマチップ ナチュラルな雰囲気と香りが魅力のチップは、木工の過程で破棄されてしまうヒノキの端材を活用。抗菌・消臭・調湿効果に加えて、精油を染み込ませることで天然のアロマディフューザーに。 無垢なヒノキの持つ美しい木目や香りをそのままお楽しみいただけます。 木肌は観葉植物やガラス容器とも好相性です。 ヒノキのもつ効果で、玄関やクローゼットの消臭、本棚の防虫や入浴剤としてもご活用いただけます。 素材そのままの美しさがあり、何通りもの使い方ができるので、お気に入りの使い方を探してみてください。 ヒノキのアロマウッドは、場所やシーンを問わずその時々にふさわしい香りを楽しむこともでき、電源不用で火を使わないので、安心して使えるのもうれしいポイントです。 アロマディッシュやアロマチップは無塗装仕上げなので、お子様の香育体験や自然との触れ合いとしてもご好評いただいております。 暮らしに寄り添い、肩の力をそっと抜いてくれるアロマウッドは、日々の感謝やプレゼントの贈り物としてもおすすめです。 ...
いつもの暮らしに、森の深呼吸を
7.15
忙しさの中に、一息つける時間を。 現代の暮らしは便利だけれど、どこか慌ただしい。 そんな日々の中で「香り」は心や身体、空間を整えるきっかけになります。 ヒノキのアロマディッシュ 国産ヒノキの間伐材を活用したコロンとして持ち運び便利なミニマムサイズのディフューザー。アロマオイルを垂らせば、染み込んだオイルがゆっくりと蒸発して、強すぎずほのかに香りを拡げてくれます。 作業や読書、スマホタイムなど集中しているとつい休憩するのを忘れてしまいがち。そんなとき、サポート役として側に置けば、時折り届く香りに、ホッとひと息つくことができます。 “再生土”を使用した美濃焼きディッシュはアロマウッドの受け皿におすすめです。 美濃焼きは、製造中の欠けや使われなくなった食器など、これまでは埋め立てられていた廃材を練り直したことで生まれた「再生土」を活用。環境にやさしいリサイクル美濃焼き皿は、木とも好相性です。 ヒノキのアロマチップ ナチュラルな雰囲気と香りが魅力のチップは、木工の過程で破棄されてしまうヒノキの端材を活用。抗菌・消臭・調湿効果に加えて、精油を染み込ませることで天然のアロマディフューザーに。 無垢なヒノキの持つ美しい木目や香りをそのままお楽しみいただけます。 木肌は観葉植物やガラス容器とも好相性です。 ヒノキのもつ効果で、玄関やクローゼットの消臭、本棚の防虫や入浴剤としてもご活用いただけます。 素材そのままの美しさがあり、何通りもの使い方ができるので、お気に入りの使い方を探してみてください。 ヒノキのアロマウッドは、場所やシーンを問わずその時々にふさわしい香りを楽しむこともでき、電源不用で火を使わないので、安心して使えるのもうれしいポイントです。 アロマディッシュやアロマチップは無塗装仕上げなので、お子様の香育体験や自然との触れ合いとしてもご好評いただいております。 暮らしに寄り添い、肩の力をそっと抜いてくれるアロマウッドは、日々の感謝やプレゼントの贈り物としてもおすすめです。 ...

季節の便り—文月—
7.09
梅雨が明け、空の青さが日に日に濃くなっていく頃。 七月の二十四節気です。 七月の和風名月、「文月(ふみづき)」の語源は、書の月、あるいは稲の花咲く「穂含月(ほふみづき)」が転じたとも。 暑さのなか、心を静めるように手紙を書く風習があったのかもしれませんね。 ◆小暑(しょうしょ)7月7日頃 そんな文月のはじまり、季節は「小暑(しょうしょ)」を迎えます。 水をたたえた田んぼに空が映り、蓮の花たちは人知れず目を覚まします。風はまだどこか湿り気を帯びながらも、木々の葉の陰に強まりゆく陽射しの気配が宿りはじめます。 梅雨明けを告げるように、蝉の声がひとつ、またひとつと空に溶けていき、季節はゆっくりと、けれど確かに、盛夏の入り口へと歩みを進めていきます。 ◆大暑(たいしょ)7月22日頃 やがて季節は「大暑(たいしょ)」へ。 一年で最も陽が強く、暑さが極まる頃――。 照りつける太陽に木陰のありがたみを覚え、風鈴の音がふと心をすくってくれるような、そんな日々が続きます。 耳を澄ませば、夏は音にあふれています。朝のひぐらし、昼の蝉しぐれ、夕立の遠ざかる雷鳴。風が風鈴を揺らし、夜には、どこかの町から届く花火の音が、ほんの一瞬、空の奥にこだましては儚く消えていきます。 暑い日々に潜む、ノスタルジックな「夏の音」を聴くと、こういう夏が、なんだかんだ好きだな、なんてしみじみ思ったりもして。 光と影と、音と匂い。今年も夏の記憶がじんわりと心に染み込んでいく。 ...
季節の便り—文月—
7.09
梅雨が明け、空の青さが日に日に濃くなっていく頃。 七月の二十四節気です。 七月の和風名月、「文月(ふみづき)」の語源は、書の月、あるいは稲の花咲く「穂含月(ほふみづき)」が転じたとも。 暑さのなか、心を静めるように手紙を書く風習があったのかもしれませんね。 ◆小暑(しょうしょ)7月7日頃 そんな文月のはじまり、季節は「小暑(しょうしょ)」を迎えます。 水をたたえた田んぼに空が映り、蓮の花たちは人知れず目を覚まします。風はまだどこか湿り気を帯びながらも、木々の葉の陰に強まりゆく陽射しの気配が宿りはじめます。 梅雨明けを告げるように、蝉の声がひとつ、またひとつと空に溶けていき、季節はゆっくりと、けれど確かに、盛夏の入り口へと歩みを進めていきます。 ◆大暑(たいしょ)7月22日頃 やがて季節は「大暑(たいしょ)」へ。 一年で最も陽が強く、暑さが極まる頃――。 照りつける太陽に木陰のありがたみを覚え、風鈴の音がふと心をすくってくれるような、そんな日々が続きます。 耳を澄ませば、夏は音にあふれています。朝のひぐらし、昼の蝉しぐれ、夕立の遠ざかる雷鳴。風が風鈴を揺らし、夜には、どこかの町から届く花火の音が、ほんの一瞬、空の奥にこだましては儚く消えていきます。 暑い日々に潜む、ノスタルジックな「夏の音」を聴くと、こういう夏が、なんだかんだ好きだな、なんてしみじみ思ったりもして。 光と影と、音と匂い。今年も夏の記憶がじんわりと心に染み込んでいく。 ...