一年の最後の日、明日は大晦日。
一年間実にたくさんの行事がありますが、やはり年越しが一番大きな節目といえるのではないでしょうか。
大晦日
「晦日」は、月の最終日という意味です。
特に十二月の最終日は、一年の締めくくりとなるため重要視され、「大晦日」と呼ばれます。
そして午前零時は年が入れ替わる瞬間、それは神様が入れ替わることを意味しています。つまり、三十一日に午前零時まで起きているのは、新しい神様を寝ないで待つ、ということなのです。
この日は、新年に向け着々と準備を進める方もいれば、来年への祈りや今年の振り返りを粛々と想い過ごされる方、家族や友人と団欒する方など、過ごし方はそれぞれにありますが、一人一人が来年への期待と希望を胸に大晦日を過ごします。
日々に向き合ってきたからこそ、締めくくりであるこの日をどう過ごし何を想うかを大切に考えるのかもしれません。
季節の移ろいや節目の行事は、古来から受け継がれた風習や摂理であると同時に、自然を通して、私たちに身体や心と対峙するきっかけを与えてくれる大切な時間です。
みなさんは心にどんな希望を灯し、大晦日を過ごされますか?