ヒノキを知る

香りについて
木々の呼吸に包まれる香り
まるで晴れた日の森林浴のような、心地よい天然檜の香り。ヒノキノヒの檜の香りは、樹木のツンとした鋭さが少なく包み込むような柔らかさが特徴です。
リラックスとリフレッシュ
心を落ち着かせたいとき、気持ちを切り替えたいときにおすすめな檜の香り。檜の香りのパワーを検証する研究は多く行われており、リラックス・リフレッシュ効果があると言われています。
暮らしを美しく整える
消臭効果、抗菌効果、防虫効果があると言われる檜の香り。天然木の清潔感のある香りで、暮らしのふとした瞬間を整えてくれます。
端材と間伐材
端材とは?
木を加工する中で、生まれる木材の余りが端材です。端材をうまく加工して活用し、材料ロスを減らしています。
間伐材とは?
間伐とは、森林の手入れの一つ。植えっぱなしで放置していては木が密集し、日当たりの悪い森林に。適度に木を間引くことで、太陽が差し込み水はけが整い、木にとって明るく心地よい環境に。その管理の中で伐採する木が間伐材です。
間伐材を使うメリット
実は日本は、国土の2/3が森林で覆われている森林大国です。しかし、海外から輸入する木材が多い日本。国産材は伐採がなかなか進まず、手入れがされない「放置林」が各地にあります。間伐材を積極的に活用することで、森林の手入れにつながり、そして森や林業の未来へつながると、私達は考えています。
ヒノキの特徴
しなやかな強さ
手に持つとふわりと軽いヒノキの雑貨。やわらかく耐朽性が高いしなやかな木です。古くから建築物として重宝され、世界最古の木造建築である法隆寺にも使われています。
美しい木肌
木目の美しさも檜の特徴。緻密で美しい年輪、成長の歴史を物語る節、なめらかで美しい木肌。丁寧な加工で、触り心地もすべすべと心地よく仕上げることができます。
ずっと生き続ける香り
檜の香り成分は、天然の油分。伐採した後も生き続けると言われる檜。時間とともに表面の香りは薄れますが、削ると何度でも心地よい香りが復活します。これは、檜がたっぷりと香り成分を蓄えているから。長く心地よい香りを楽しむことができます。
日本とヒノキ
歴史ある神聖な木
世界最古の木造建築法隆寺や、伊勢神宮等の神社仏閣の建材として古くから使われているヒノキ。凛とした香りと佇まいは、それは長い間、大切なものを尊ぶ心にそっと寄り添ってきました。
日本を代表する木
ヒノキは日本と台湾のみに生息する木と言われています。どこかほっとするヒノキの香りは、古くから日本の生活と共にある証。目を閉じて香りを嗅ぐと、日本の美しい風景がまぶたの裏に浮かびます。
長く日本の生活とともに
日本書記にも登場する檜。古くから日本人の生活のそばにあったことがうかがえます。檜風呂、檜舞台、神社仏閣、住宅、様々に形を変えて、ながく日本の文化を支えている木です。