暑さが厳しくなる夏は、知らないうちに体に負担がかかり、さまざまな不調が起こりやすくなります。
このコラムでは二回にわたり、夏を元気に乗り切るための知識と対策をわかりやすくご紹介します。
第一回では、「夏バテ」について今すぐ取り入れたい情報をご紹介しました。
第二回のこの記事では、「熱中症」について、知っておきたい情報をまとめました。
日々の体調管理に役立てて、暑い季節を健やかに過ごしましょう。
熱中症とは
熱中症は、体温調節がうまくできなくなることで体に熱がこもり、重症化すると命に関わることもあります。特に高齢者やこどもは注意が必要です。
熱中症の初期症状
熱中症の初期症状には次のようなものがあります。
・めまい、立ちくらみ
・頭痛
・吐き気
・異常な汗(出すぎる/全く出ない)
・筋肉のけいれん
これらの症状が出た場合は、すぐに涼しい場所で休み、水分・塩分補給をしましょう。
◆子供の熱中症にも注意
こどもは大人に比べて体温調節機能が未熟です。また、地面に近い位置にいることが多いため、照り返しによる暑さの影響も受けやすいです。こまめな水分補給、帽子の着用、外遊びの時間帯を調整することが大切です。
熱中症対策
・外出時は日傘や帽子を着用
・室内ではエアコンと扇風機を併用し、風通しをよくする。
・スポーツドリンクや経口補水液で電解質を補給することで水分や塩分をからだに素早く吸収させる。
・暑い日は無理をせず、予定を見直す柔軟さも必要です。
【自然のエアコン】夏におすすめのアロマ
熱中症対策には水分・塩分補給や温度管理が基本ですが、心身のリフレッシュにアロマを取り入れるのも一つの方法です。
特に夏におすすめなのが、ペパーミントのアロマオイル。ペパーミントの香りには、体感温度を下げるような感覚をもたらす効果があるとされ、メントールの清涼感ある香りは、気分をリフレッシュさせ、暑さによる不快感やだるさをやわらげてくれます。
・アロマミストを作る
・入浴時にお湯に数てき垂らす
・マグカップに熱湯を注ぎ、オイルを1~2滴落として香りを吸い込む
など、手軽な方法で“凉”を楽しめます。
さらに、ペパーミントは虫刺されによるかゆみの緩和にも役立つといわれています。
香りの力を上手に活用して、暑さと上手につきあいながら、夏を快適に過ごしましょう。
ヒノキノヒでは、清々しい森林浴をお部屋で楽しめる間伐材を使用した「ヒノキのアロマオイル」をはじめ、日本の風土に根ざした植物から丁寧に抽出したアロマオイルを、数種ご用意しております。
お好みの香りを、ぜひ見つけてみてください。
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夏を健やかに過ごすためには、身体の声に耳を傾けることが大切です。無理をせず、こまめなケアで暑さを乗り切りましょう。
※第一回「夏バテ編」は、前回の記事をご覧ください。