祝福の雨音

2025.4.21
祝福の雨音

二十四節気「穀雨」を迎えました。

 

穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のこと。田畑を潤し、あらゆる植物の生長を助けるやわらかな春雨が多く降るころ。

春の季節最後の二十四節気です。

 

「穀雨」は桜が散り、木々は若葉に染まるころ。

日本列島は次第にしっとりとして雨模様に変わっていきます。

 

この雨は、ただの天気ではなく、農耕にとっては「恵み」であり、種まきを促す「合図」でもあります。

先人たちは、雨降る節目であるこの時期を、まるで精霊の訪れのように感じでいたかもしれませんね。

 

芽吹いたばかりの苗にとってもこの湿り気のある大気こそが、活動を前進させる絶好の時期となります。

 

春の雨が自然にとっての生長スイッチとなると思うと、雨の音がただの音ではなく、大地を打つ祝福の音として響いてきませんか?

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