冬将軍が大成を成し、春の女神が到来します。
二十四節気の一つ「立春」を迎えました。
「立春」という言葉は暖かな響きがあります。
この日から陽が少しずつ長くなり
寒さの中にも春の気配が感じられるように。
そして、それにともない自然界でも
さまざまな変化がはじまります。
一輪、また一輪と梅の花が咲き始め早咲きの桜もちらほら。
農業でも新たな作物の種まきが始まる時期です。
近い未来を予感させるそんな営みの姿に
春の訪れを待ちわびる私たちの心も徐々に高まっていきます。
自然のサイクルが再び動き出すのを感じられる「立春」は
季節の変わり目であると同時に、心新たに喜びに満ちた未来を願う特別な日でもあります。
こうした自然の些細な変化を感じることは
心のリフレッシュにも繋がり
まもなく訪れる芽吹きの春への期待も一層膨らみます。